Highlightみどころ

みどころ・コラム
みどころ1

天皇陛下御即位をはじめとする皇室の御慶事を記念し、明治時代からおこなわれてきた正倉院宝物の再現模造事業で製作された数百点におよぶ作品の中から、調度品・楽器・染織品・仏具など多彩な分野から選りすぐりの100点近くが出品されるかつてない規模の展覧会です。
※巡回会場毎に展示作品は一部入れ替わり、また展示作品数も異なります。

みどころ2

およそ1300年の時を経て、正倉院宝物の製作当初の鮮やかな姿が、現代の名工たちの技によってよみがえります。 また、正倉院宝物に見ることのできる特殊な技法や素材に焦点を当て、模造製作の際の映像や関連資料なども作品とともに紹介し、再現模造事業を通じて継承された日本の伝統技術もご覧いただきます。

みどころ3

明治・大正・昭和・平成と続き今日にいたる再現模造事業では、継承された伝統の技に加え、CTスキャンなどの最新の技術が融合することにより、内部構造までも再現した逸品が次々と製作されています。 本展では平成最後の年に8年がかりで完成した「模造 螺鈿紫檀五絃琵琶」を筆頭に、 近年製作された再現模造作品も紹介します。

現代の名工たちが、伝統工芸と最新の科学技術を融合させて再現した天平美の芸術的深みや品格が最大の見どころです。

Column 01

「正倉院って何?」

正倉院の歴史と宝物について

正倉院は、どこの、どのような施設だったのか?

奈良時代に東大寺大仏殿の裏手の小高い土地に設けられた、寺の中心的な倉庫でした。
明治時代以降、国の管理となり、現在では宮内庁正倉院事務所がその任に当たっています。

正倉院宝庫の特徴は?

三角形の部材を井桁に組んで壁にする校倉造の建物です。北倉・中倉・南倉の三倉からなり、
天皇の許可で扉を開閉する勅封倉として極めて厳格に管理され、正倉院宝物を守ってきました。

正倉院宝物はどのようなものか?

奈良時代、聖武天皇が崩御した際に光明皇后が東大寺大仏に献納した
御遺愛品等を中心とする宝物群です。多種多様かつ国際色豊かな約9,000件の品々が、
1300年近く、人々の努力によって良好な保存状態で伝えられてきました。